施工管理者はひとつの現場を丸ごと任されるため、責任も大きいですが非常にやりがいのある仕事です。一人で数千万円にもなる予算を預かり、現場のリーダーとして納期までたくさんの人々に協力をしていただきながら完成を目指します。

施工管理者の仕事は工事の「スケジュール管理」を考えることから始まります。1つの現場でも多くの人が関わります。それぞれに与えられた仕事をスムーズにかつ、安全に実行するためにはどのような段取りで工事を進めていくのか下準備が欠かせません。

工事現場には危険が潜んでいます。作業が安全に実行されるために作業中の「安全管理」を行うのも施工管理者の仕事です。怪我が予防できる服装で働いているか、安全に作業ができる下準備ができているか、作業中に怪我人がでないようにしっかりと管理していきます。

施工管理者は現場のリーダーとして「予算管理」も行います。材料の発注から、協力会社への外注まで、与えられた予算をどう分配すれば効率的に工事が進むのかを考えています。

そして、「品質管理」も重要です。安全な街づくりをするためには、工事の品質が重要です。品質を保つために工事現場では知識や知恵を絞って作業員に指示をしていかなければならないのです。

まるで小さな会社を経営しているかのような職種です。責任と役割も大きい仕事ですが、「街の安全安心を作る仕事」は非常にやりがいがあります。